自他の崩壊

前回、電子とニュートリノの関係に見るニュートリノは、「ニュートリノ化した電子」であることを見出しました。 負の電荷を持つ電子と、正の電荷を持つW⁺ボソンが融合して、電気的に中性なニュートリノになるので…

β崩壊による自己の他者化

前回は、電子とニュートリノの間で「Wボソン」をキャッチボールする度に、電子がニュートリノに、ニュートリノが電子になるという話をしました。 そして、このような電子とニュートリノの入れ換わりは、2者間だけ…

素粒子構造に見る「真の自己」とは

前々回の記事で、思考場とそこに現れる思考の差異を認識することを昔の人は悟りや解脱といい、また、現れては消えて行く思考を私たちは普通「自己」と認識しているが、「真の自己」は、その思考を生み出す母胎ともい…

量子もつれとは

最新物理学(超弦理論と量子情報理論の境界領域)における『物質が「原子のつぶつぶ」で構成されているように、宇宙空間は「情報のつぶつぶ」で構成されているのではないか?(中略)情報のつぶつぶとは、「量子ビッ…