「真の自己」を悟る
前回は、自由電子としての自己は、執着や恐怖、憤怒といったエネルギーを放出して陽イオンと再結合すると、意識上に空っぽな空間が現れるという話をしました。いわゆる「空」の体験です。 空の体験は、再結合したか…
前回は、自由電子としての自己は、執着や恐怖、憤怒といったエネルギーを放出して陽イオンと再結合すると、意識上に空っぽな空間が現れるという話をしました。いわゆる「空」の体験です。 空の体験は、再結合したか…
前回は、電子の電離と再結合が、自由電子の立場、すなわち今のわたしたち(自己)の立場から見ると、それぞれ電離は「生(誕生)」、再結合は「死」を意味するという話をしました。 つまり電子は、自由電子の立場か…
前回は、原子核の周りを回る電子には、最もエネルギーの低い基底状態と、それよりもエネルギーの高い励起状態がある。そして、外部から光を吸収すると基底状態の電子は外殻の励起状態へと遷移し、また励起状態となっ…
前々回の記事で、思考場とそこに現れる思考の差異を認識することを昔の人は悟りや解脱といい、また、現れては消えて行く思考を私たちは普通「自己」と認識しているが、「真の自己」は、その思考を生み出す母胎ともい…