他者の目の獲得

前回は、ヌーソロジーにおけるψ6の「位置の中和」の顕在化について見ました。 「位置の中和」の顕在化とは、通常、私たちの意識下で行われている《自己の他者化》と《他者の自己化》の差異を意識上で自覚すること…

近距離でのみ働く「弱い力」

ここ数回の連載で、「電子とニュートリノの関係」と「自己と他者の関係」の相似性が少しずつ見え始めてきたのではないでしょうか? 簡単にまとめると、電子とニュートリノの間で<Wボソン>を交換することで、電子…

自他の崩壊

前回、電子とニュートリノの関係に見るニュートリノは、「ニュートリノ化した電子」であることを見出しました。 負の電荷を持つ電子と、正の電荷を持つW⁺ボソンが融合して、電気的に中性なニュートリノになるので…

β崩壊による自己の他者化

前回は、電子とニュートリノの間で「Wボソン」をキャッチボールする度に、電子がニュートリノに、ニュートリノが電子になるという話をしました。 そして、このような電子とニュートリノの入れ換わりは、2者間だけ…

電子とニュートリノのキャッチボール

前回は、β(ベータ)崩壊、特に陽子が電子を捕獲して中性子に崩壊する電子捕獲を通じて、電子とニュートリノの関係性の一端を見ました。 そして、電子捕獲の構造「陽子+電子→中性子+ニュートリノ」から作った仮…

素粒子空間の次元の階層性

今回は、β崩壊を通じて電子とニュートリノの関係性を見ていきたいと思います。 β崩壊とは、中性子が陽子に崩壊する現象のことで、より詳しくは、中性子が陽子に崩壊する際に、電子と反電子ニュートリノを放出する…

ニュートリノの発見

前回まで数回に渡って「電子」と意識の相似性について見てきました。で、今回からは「ニュートリノ」との相似性を見ていきたいと思います。   ニュートリノは、電子と同様にこれ以上分割できない素粒子…

禅に見る悟りのメソッドと老子の世界観

前回は、一休和尚の悟りを、電子遷移を通じて見ました。 しかし実は、電子遷移には、電子同士の衝突によるものもあります。外部から光を吸収して励起するだけでなく、原子外から電子がすごい勢いで飛んできて衝突す…

一休和尚の悟りのメカニズム

前回まで4回に渡り、電子の遷移(状態の移り変わり)と、私たち人間の意識の遷移、特に「悟り」や「空の体験」と呼ばれるものの相似性について見てきました。 ⇒①素粒子構造に見る「真の自己」とは ⇒②電子に見…